「仕事というか部活」風通しのいい職場環境で、自由な発想を。チームを導くマネージャー・豊岡さんに聞く、大蔵屋商事の仕事。

街角やオフィスビルの片隅で、私たちの日常を支えている自動販売機。その裏側には細やかな思いやり・情熱が隠れています。今回お話を伺うのは、大蔵屋商事に15年以上勤務し現在はマネージャーとして活躍する豊岡さん。「自由」と表現する仕事の魅力について語っていただきました。
まず最初に、どのようなきっかけで大蔵屋商事を知って、興味を持ったのでしょうか?

以前はガソリンスタンドで勤務していたのですが、ある日そのスタンドを利用していた大蔵屋商事のドライバーさんから紹介されたのがきっかけでした。最初に興味を持った理由は、正直なところ前職よりも給料が良かったことですね(笑)でも、面接で会った所長さんの気さくな人柄に惹かれたのも大きかったです。
他の支店の方も人の魅力についてお話されてました。豊岡さんもそれが決め手だったのですね。

はい、どこか部活みたいな雰囲気で。やるべきことはしっかりやって、ふざけるときはふざける。練習と試合のようなメリハリがあります。支店長をいい意味でいじったりもしていますが(笑)、上下関係にあまりとらわれず、やることさえやれば楽しく働いてOKという雰囲気があるので、人間関係のトラブルがほとんどありません。「仕事というよりも部活」という感じですね!
職場環境としては最高かも知れませんね!入社後は、どのようなキャリアを歩んでこられましたか?
最初の2年間は請負のドライバーをしていましたが、その後はルート担当の正社員となり6、7年前からマネージャーとして働いています。請負の時は個人事業主として働けば働くほど稼げる反面、ずっと動き続けなければならない不安もありました。

マネージャーになってからは、自分の経験を活かして後輩の成長に貢献できることが魅力です。実は社内の年間表彰を2年連続・累計5回ほどいただいたことがあるので、自ら取り組んできたことを指導に活かせたらと思っています。
マネージャーとしての具体的な業務内容を教えていただけますか?
主にルート担当の指導や商品構成の決定などを行っています。年間のアイテム構成を決める時は、本社から飲料メーカー希望の商品など最低限のリストが届くだけなので、後は都度、トレンドや担当エリアの数字の動きを見ながら調整しています。
1日のスケジュールとしては、出社して設置・撤去作業をした後に支店長のサポートをしたり、導入先施設のご担当様への挨拶回りをしたりします。そして帰社したルート担当からの相談を受けてアドバイスなどを日々行っています。
業務が多岐に渡るのですね。その中でも特に楽しいと感じるものはありますか?

アイテムを決めるときが一番楽しいですね。特に夏から秋冬にかけて、15から20アイテムを入れ替えるときは、発売タイミングを見ながら1品1品少しずつ入れ替えていきます。約2週間かけて作成するのですが、ルート担当に負担をかけずに商品を入れ替えるため、この過程が本当に面白いんです。大変ですがやりがいはありますね。
一度に変えればいい訳ではなく、売れ行きや物流的な観点からも調整が必要なのですね。特に難しいと感じる点や工夫されている点はありますか?
やはり商品の入れ替えです。売り上げに直結するので重要なことは勿論、特に飲料メーカーから希望・指示が入った新商品や注力アイテムが売れない時の対応が難しいですね(笑) 消費者の方々からすると、見たことのない新商品をどう工夫して売るかが課題になるので。

自販機は店頭接客のように人を呼びません。ただそこに立っているだけです。そのため消費者の方々が求めていることを、周辺の環境や細かいヒントから自ら考えたり探す必要があります。
例えば、「ゴミ箱の中を見る」というのも一つです。自販機が近くにないゴミ箱の中を見てその地域で何が飲まれているか、社会全体のトレンドは何か、ヒントにしながら商品構成を考えています。逆に売れ筋商品で固めると、お茶・水・コーヒーなど外観やラベルが茶色や黒になりがちです(笑) なので赤色の商品を入れて自販機全体を映えさせたり、さらに子どもがいそうな公園ではジュースを一番下の段に配置するなども工夫してました。自販機は立地勝負なので、動けないその場所でいかに勝負するか。あとは工夫次第なんです。
細やかな思いやり・情熱だけでなく、まるで店舗設計・デザイナーみたいですね。マネージャーとして、普段意識していることはありますか?
自販機での販売において、正しいやり方・明確な正解はありません。私自身が売ってきた方法を共有はしていますが、やはり個々のメンバーに好きに工夫させるほうが一番早いと思います。基本だけは教えるけど「あとは自分で考えてね」と。

だからこそ、皆には納得して仕事してもらえるよう心がけています。なぜその仕事をするのか、意味を理解してもらうことが大切です。勉強と同じで、意味を見出せない仕事ほどモチベーションが下がってしまいますから。だから、工夫や経験を積み重ねた上で、理由を説明するようにしています。
大蔵屋商事で働く魅力はどんなところでしょうか?

「自由」だということですね。雰囲気は勿論、働き方についてもある程度自由があり、個人のスタイルに合わせて働けるのが魅力です。定時は8時30分から17時30分ですが、例えば自分の判断で早朝5時に出勤して昼に帰ることもできます。冬なんかは13時、14時に帰る人もいます。それだけ個人の裁量がありながらも、みんなで協力し合える「部活」のような雰囲気があるんです。
今後のキャリアについて、どのようなことにチャレンジしたいですか?
飲料メーカーの方との商談に携わってみたいですね。自分の経験を活かしながら、より大きな視点で仕事に関わっていけたらと思います。
最後に、これから入社を考えている方へメッセージをお願いします。

大蔵屋商事で働いていると、自分で考え、工夫する力が身につきますし、本当に自由な会社だと思います。でも、それと同時にチームワークも大切にしているので、自立しながらも協力し合える、そんな環境で働きたい方にはぴったりだと思いますので、ぜひお待ちしています!

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