【気付けば20年。物流の世界で培った”読む力”】倉庫担当 石峰さんに聞く、「アットホーム」な職場環境と仕事のやりがい。


これまで紹介してきた自動販売機の裏側。実は街中に商品を届ける、さらにその前にも知られざる裏方の存在がいます。今回は、大蔵屋商事で20年以上のキャリアを持ち、商品の仕入れ~効率的な管理という重要な役割を担う、倉庫担当の石峰さんにお話を伺いました。アルバイトから始まり、今では支店で欠かせない存在となった石峰さん。「物流業界の総合職」と呼ぶ現在の仕事と、その魅力について語っていただきました。

 

大蔵屋商事との出会いについて教えてください。

和歌山の学校を卒業後、20歳で上京してきたんです。工業高校でフォークリフトの免許を持っていたこともあり、アルバイト募集を見つけて応募しました。最初はただのバイト先のつもりでしたが、職場の雰囲気がとても良くて。年齢に関係なくフレンドリーな環境が魅力で、休日も一緒に遊べるような関係性でした。居心地がよすぎて気づいたら20年も経っていました(笑)。

 

そこまで居心地がよかったのですね。(笑) 現在はどのような業務をされているのでしょうか?

今は倉庫担当をしています。午前中にメーカーさんからの納品トラックが来るので荷降ろしを行い、倉庫内で商品の整理作業をしています。午後はルート担当の方々の補充作業を手伝います。フォークリフトを使って、1日に約2000ケース、6万本もの飲料を扱うんですよ。

夏は特に忙しくなるので、朝から12時まで仕入れと発注業務をこなします。倉庫が片付いたら、アルバイトの方々に出庫を任せて、私は主に検品作業を行っています。他の支店では支店長やマネージャーがやっている業務内容なのですが、ここではそれも任されています。

 

信頼されている証ですね。石峰さんはどのような時に、やりがいを感じるのでしょうか?

フォークリフトに乗っている時間が一番楽しいですね。あとは、倉庫全体の数字を把握することも面白いです。「こんなに売れてる!」と実感できるので嬉しくなります。
一方で、消費者の方々のニーズが変わりやすい梅雨や季節の変わり目、特に異常気象への対応は大変です。メーカーの欠品も想定しながら、事多めに補充・仕入れしておく必要があるのですが、この“読む力”がとても重要なんです。

 

色々な要素を読みながら発注や管理をされているのですね。この20年間に、業界や仕事に変化はありましたか?

そうですね、昔は缶コーヒーが主流でしたが、今では水やお茶などのペットボトル飲料が増えました。また、労働時間の規制も変わりましたね。昔は夜遅くまでワイワイやっていることもありましたが、今では組織として規則を設けて機能するようになりました。決めるところはちゃんと決めて、効率的に仕事をしようという風潮が高まっています。

 

倉庫担当として、普段意識していることは何ですか?

欠品を出さないことですね。発注後2、3日で商品が届くので、入りきらなくなることもあります。それを防ぐのが私の役割です。また、ルート職やマネージャーとのコミュニケーションも大切にしています。「急に売れた」という情報を聞いたら、すぐに多めに発注するなど、柔軟に対応しています。

数字だけでなくチーム内の情報からも判断されているのですね!職場の魅力はどんなところに感じますか?

アットホームな雰囲気ですね。仕事はしっかりとこなしますが、友人と会話しながら働いているような感覚です。ただ、支店によっても雰囲気は異なるので、他の支店ではもう少し体育会的というか、積み込み中に会話はせずに真面目に業務を遂行してくというところもあるようです。

 

支店次第の雰囲気も違うのですね。休暇は取りやすい環境ですか?また、今後チャレンジしていきたいことがあれば教えてください。

基本的に土日は休みです。平日も、担当業務的に午前中は取りにくいのですが、午後に休むなど調整は可能です。週末にはロードバイクでサイクリングをよく楽しんでますね。奥多摩や赤城山、いろは坂など、色々なところを走っています!チャレンジに関しては、今の業務とは違いますが長距離ドライバーにも実は興味があるのと、プライベートでは両親と鹿児島の指宿までドライブしてみたいですね。

 


プライベートの写真

 

まさかいろは坂を自転車で登る人がいるとは思いませんでした。(笑) 最後に、これから入社を考えている方へメッセージをお願いします!

大蔵屋商事は、本当に居心地の良い会社です。私自身、20年以上働いていますが、まだまだ新しい発見があります。「物流業界の総合職」と言えるくらい、幅広い業務に携われるのが魅力です。フォークリフトの運転から在庫管理、社会や天気の動きを読みながら行う発注業務まで、様々なスキルが身につきますよ。私も未経験から現場でやりながら覚えてきました。ご興味があれば、ぜひ飛び込んで来ていただけたらと思います。

             

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