2024.12.3

【つくる責任 つかう責任】大蔵屋商事の資源リサイクルの取り組み


私たち大蔵屋商事・金木屋商事では、SDGsへの取り組みに力を入れています。
なかでも重要視しているのが、資源リサイクルへの取り組みです。

「プラスチックごみ問題」について聞いたことがある方も多いかと思います。
プラスチックは非常に耐久性が高い素材で、自然のなかで分解されにくい性質をもっています。
不法投棄されたごみが河川などを通じて海に流れ着くことで、海の生き物たちがごみを飲み込み、深刻な被害が生じる「海洋プラスチック問題」が世界中で取り沙汰されています。
また、プラスチックの原料である石油資源は有限なので、資源が枯渇してしまわないよう、リサイクルや節約をすることが大切です。
国内のペットボトルのリサイクル率は86%(※1)と高い水準ではありますが、さらなるリサイクル率向上を目指して取り組んでいかなければいけません。

大蔵屋商事・金木屋商事では、自動販売機の設置サービスを行う企業として、
ペットボトルのリサイクルを推進する責任があると考えており、実施している取り組みについてご紹介します。

(※1)https://www.petbottle-rec.gr.jp/data/calculate.html

 

使用済みのペットボトルを再び資源へ

大蔵屋商事では、自動販売機とその周辺の清掃活動を行い、環境の整備に努めています。
回収した使用済みのペットボトルや缶は「首都圏環境美化センター」にご協力いただき、再資源化されます。

首都圏環境美化センターは最新機器を導入した再生工場。
さまざまな産業系廃プラスチックを細かく選別、適切な中間処理を施し、
高品質な資源として生まれ変わらせることが可能です。

ペットボトルが新しいペットボトルに、ペットボトルキャップはワクチンに……
年間でスカイツリー12.6基分の高さにもなるペットボトルが資源循環されています(※2)。

このように最先端の再生工場とも連携しながら、資源リサイクルを促進しています。

(※2)https://www.shutoken-env.co.jp/

 

リサイクルボックスを利用した啓蒙活動

実は、従来のデザインで自動販売機横に設置されているリサイクルボックスでは回収物の30%が飲料空容器以外の異物(一般ごみ)となっています(※3)。
資源以外の異物が混ざることで、そのままリサイクルすることが難しく、リサイクル率の低下につながってしまいます。
そのため、近年、専用リサイクルボックスの設置も進めています。
一般社団法人日本自動販売協会が推奨する専用リサイクルボックスは、
投入口が下向きになっており、口径もペットボトル・缶以外の異物が入らないサイズになっていることから、異物の混入を防ぐことができます。

飲み残しや汚れ、パッケージがついたままのペットボトル、リサイクル不可のごみなどは、
リサイクルを妨げる原因です。そうした異物混入を防ぐことで、リサイクル率アップにつながります。
また、専用リサイクルボックスには様々な仕組みと工夫がされています。

・業界統一カラー
「ゴミ箱」のイメージを払拭するため、従来のグレーからオレンジ色になりました。
ゴミ箱との区別もしやすく、異物の混入を防ぐことができます。

・わかりやすい分別の説明ステッカー
ペットボトルからラベルやキャップを外し一緒にリサイクルボックスへ投入することをイラストでわかりやすく書かれています。
回収時の分別がしやすくなり、リサイクル率アップにつながります。

実証実験でも、異物の混入の減少はもちろん、周辺環境の美化につながったという結果が出ており、自然環境の改善に役立つことが期待できます。

大蔵屋商事では、自分たちでリサイクルへのアクションを起こすことに加え、
自動販売機の利用者の方にもアクションを促すことにより、
さらなるリサイクル活動の推進と意識の向上に貢献しています。

(※3)https://j-sda.or.jp/vending-machine/recycling_box.php

 

持続可能な社会に向けて

プラスチックの削減の意識が世の中で高まってきていますが、
完全にゼロにすることは今はまだ難しい状況です。
そこで大切なのが、地球にやさしいプラスチックの使い方をすること。
日常生活でプラスチックを使ったあとは、きちんと分別をしてごみに捨て、
リサイクルをすることが必要です。
私たち大蔵屋商事・金木屋商事は、ペットボトル飲料を扱うベンディングサービス企業として、
さまざまな角度からリサイクルへの取り組みを行い、
人にも地球にも快適なサービスを展開しています。
みなさんも、自動販売機で飲み物を買ったあとは、ぜひ正しく分別をして捨てていただけたらと思います。

 

自動販売機設置までの流れ

自動販売機設置にかかる料金や設置の流れをご紹介します。
大蔵屋商事の営業担当が直接お伺いし、自販機メーカー・設置スペース・条件等のご希望などについてお打ち合わせを行います。その後、最短で約1週間から10日で設置完了となります。

自動販売機設置の費用

設置についての費用は、一切かかる事はなく、なんと「無料」で設置を行う事が可能です。
リース料や保証金などの費用も、一切必要ないのが嬉しいポイント。
自動販売機の設置後に、電気代だけご負担いただく形をとっています。大きさやHOT商品、COLD商品の設置環境により異なりますが平均すると、1ヶ月2,000円~3,000円ほどで収まるため、気軽に自動販売機設置をご検討いただけます。

初心者でも安心なサポート体制

初めての設置で不安がいっぱい。。。そんな方でもご安心!
商品の定期補充・売上金回収から自動販売機のメンテナンスまで
すべて行ってもらえるため、初心者でも安心して設置が出来ます。


他にも、時代のニーズに合わせて環境問題にも積極的に取り組んでいます。
大蔵屋商事グループSDGs活動のご紹介⇨SDGsへの取り組み

進化を続ける大蔵屋商事



オペレーションや、環境問題に真摯に向き合っている大蔵屋商事グループは、
今年で60周年を迎え、長い歴史を持ちながらも常に進化を続けています。
時代の変化に合わせつつ、社会と環境への責任を果たし続けることでしょう。
設置箇所や費用について、まずはお電話でお気軽にご相談ください。


048-256-3905
(提供:大蔵屋商事)