2025.2.5

サステナブルな未来を築く!ペットボトル再利用でSDGsへ貢献


近年広く知られるようになったSDGs(持続可能な開発目標)。
2015年に国際サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている国際目標のことを指します。
SDGsには、2030年までに達成をめざす17の目標と、具体的な169のターゲットが設定されています。「誰ひとり取り残さない」社会の実現を掲げ、飢餓や貧困の撲滅、教育の普及、ジェンダー等、地球環境の改善など、さまざまな視点から目標を定めています。
昨今では国や自治体、企業などによるSDGsへの取り組みが活発になっていますが、それだけではSDGsの達成は難しく、個人での取り組みも求められています。
今回は、自動販売機事業を展開する私たちから、みなさんが個人で実施できる、SDGsへの活動をご紹介します。

 

個人で取り組むSDGs活動例

1. ペットボトルを正しく分別をする

個人でできるSDGsへの取り組みとして、まず挙げられるのが、ペットボトルごみを分別して捨てることです。
ごみを分別して捨てることは、SDGsの「12.つくる責任つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」に該当します。
ごみをきちんと分別し、リサイクルを行うことで、限りある資源を循環させることができ、結果として地球環境の改善に寄与します。
ペットボトルは適切な分別を行ってリサイクルを行えば、新しいペットボトルや、洋服などの繊維製品や日用品などに生まれ変わります。
ペットボトルを捨てるときに忘れがちなのが、本体、フタ、ラベルは別々に捨てなければいけないこと。ラベルとキャップはプラスチックごみに出し、本体は中を水で洗って、資源ゴミとして専用の回収ネットなど決められた場所に捨ててください。

 

2. ポイ捨てをしない

外出先でペットボトル飲料を購入して、飲みきったけど捨てる場所がない……そんなときもあるかと思います。
でもポイ捨ては厳禁!
自動販売機で購入した場合は自動販売機脇のリサイクルボックスへ、もし捨てる場所が見当たらない場合は自宅へ持ち帰ってから捨てましょう。
近年特に問題になっているのは、河川や海などへのプラスチックごみ投棄によるマイクロプラスチック問題。
プラスチックは耐久性が高い素材なので、小さな破片になって水中に残り続け、それを魚などの生き物が食べることで海洋生態系に甚大な被害を及ぼしています。
ペットボトルなどのプラスチックごみは分別をして、適切な場所で処分をすることが大切です。

 

3. 簡易包装の商品を選ぶ

簡易包装の商品を選ぶことも、SDGsの取り組みのひとつです。
「12.つくる責任つかう責任」、マイクロプラスチックを減らすことから「14.海の豊かさを守ろう」の2つの目標にコミットすることができます。
家庭から排出されるごみの容積の約6割を占めているのは、容器包装廃棄物だと言われています。ペットボトルのラベルも、この容器包装廃棄物に当たります。
最近は、ラベルレスのペットボトル飲料や、ラベルのサイズを小さくしたペットボトル飲料が多数登場しています。そういった商品を選ぶことも持続可能な社会をめざすうえで効果的。
商品を買うときに、「プラスチックごみをなるべく持ち帰らない」ことを意識することも、SDGsを考える上で必要な視点です。

 

4. 必要以上の量を消費しない

みなさんは月にどれくらいのペットボトル飲料を購入していますか?
私たちとしては、多くのお客さまに私たちの自動販売機で飲料を手にとっていただきたいと思っていますが、一方で適切な量を購入していただきたいとも考えています。
購入した飲料を少しだけ飲んで、新しいペットボトル飲料を購入し、さらにまた飲み切らないうちに次の商品を買う……ということを続けていると、必然的にペットボトルごみの量も増えてしまいます。
適切な量を、適切なタイミングで購入し、なるべく飲みきってから捨てるということも意識していただければと思います。
必要以上の量を消費しないことも、SDGsの「12.つくる責任つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」につながります。

 

5. 当事者意識をもつ

SDGsの17つめの目標は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。

現在世界が抱えている課題を知り、当事者意識をもつことも、SDGsを達成するうえで大切な取り組みです。世界中の人が手を取り合い、サステナブルな社会をめざして活動を続けることで、目標の到達に近づきます。

SDGsに関する情報を収集し、シェアすることも立派な取り組みになります。ぜひみなさんも、自分でできる取り組みを探して、なにか気になる情報があれば周りの人にも教えてみてください!

 

 

みんなでめざすサステナブルな未来

今回は、個人でできるSDGsへの取り組みについて取り上げました。
はじめはなかなか実行することが難しいかもしれませんが、まずは情報収集から始めて、少しずつ意識を向けることで、次第に活動につながっていくはずです。

大蔵屋商事では、お客さまのSDGsの取り組みをサポートすべく、「リサイクルボックス」の設置を行っています。視覚的に分別方法がわかるようになっているので、捨て方で迷ったときにも安心です。
また、時代の変化に合わせつつ社会と環境への責任を果たす為、SDGs目標の達成に向けて取り組んでおり、「省エネ型自動販売機」や「災害対応自動販売機」、「ユニバーサルデザインに対応した自動販売機」など、様々な機材を取り扱っております。
ご興味のある方は是非お電話でお気軽にご相談ください。
→大蔵屋商事グループのSDGsの取り組みのご紹介はこちらから

みんなで力を合わせて、持続可能な社会を目指していきましょう。

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(提供:大蔵屋商事)